秋の日のヴィオロンのためいきの

ヴァイオリ二スト井阪美恵のブログ

Brahms's complete sonatas in Zushi(逗子)

ずっと楽しみにしていた、ブラームスのヴァイオリンソナタ全曲演奏会。

1回目は逗子の「サロンみぎわ」さんでした。

ピアノの未来ちゃんとは中学3年の時から仲良くなり、今まで何度も一緒に弾いてきましたが、今回はお互いの成長が感じられる嬉しいひと時でした。

お互いに普段は仕事が忙しく、彼女は伴奏ピアニストとして半年に100曲以上譜読みをするようなハードさ、私も半年に40公演くらい仕事があるので、「譜読み→リハーサル→本番」という流れを、ひたすら目の前のことに集中して最短時間で綺麗に仕上げるという作業が多いのですが、今回は数日かけてゆっくりリハーサル、録音しては聴いて、直して、考えて、じっくりと音楽を作ることが出来て、本当に充実していました。

それでも、普段の慌ただしい仕事の中でも沢山のことを学ばせていただいていることは確かで、今回もそれを実感することが出来ました。

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終演後恒例のパーティーでは、フルーティストの飯島諒さんがカルメンファンタジーを吹いてくれたり、ピアニストの大嶋美帆子さんがリストの超絶技巧を弾いてくれたり、とっても賑やかなコンサートでした♪

いつも温かな心遣いと素敵な料理とワインで迎えてくださるオーナーご夫妻、おばあちゃま、そして逗子のお客様、みなさまに感謝の気持ちでいっぱいです!