ルドルフ・ブッフビンダーといずみシンフォニエッタ
高崎での楽しい本番を終えて大阪に戻り、とてもとても楽しみにしていたルドルフ・ブッフビンダーさんといずみシンフォニエッタの『ウィーンムジークフェスト2017』のリハーサルが始まりました!
プログラム前半はベートーヴェンのピアノ協奏曲第一番、後半はトリプルコンチェルト。オール・ベートーヴェンです。
初日の練習ではウィーンフィルの首席チェロ奏者であるタマーシュ・ヴァルガさんが、素晴らしいリーダーシップでオーケストラを引っ張ってくださいました。
2日目から弾き振りのブッフビンダーさんと、トリプルコンチェルトでヴァイオリンのソリストを務められる小栗まち絵先生が加わり、とても濃い濃いリハーサルに。小栗先生の、キラキラと明るい真っ直ぐな音が素敵で、目標にしたいヴァイオリニストがまた一人増えました。
ブッフビンダーさんの演奏は、まるで何かを話すような、ものすごく自然で優しい音楽で、ピアノを「弾いている」という感じが全くなく、魔法そのものでした...何時間でもずーーーっと聴いていたい、と思う演奏って滅多に出会えないですし、同じ空間で弾かせて頂けて感激でした。
この感動、なかなか文章では伝えられないので、みなさま是非ブッフビンダーさんのコンサートに足を運んでみていただけたらと思います!(時々来日されます。)